「イベントとまちづくり」について一言
少子高齢化と人口減少、産業構造の変化で徐々に活気が失われつつある地方のまち。
一過性のイベントだけでは、規模が大きくても活性化のための本質的な解決にならないことは、薄々お気づきのことかもしれません。
むしろ、まちづくりで重要なのは、小さくても持続できる多様なイベントが市内のあちこちで日常的に行なわれていることではないでしょうか。
「今日は山あげ会館でマルシェがやっているからお昼ごはんがてらちょっと出かけてみよう!」
「週末の夜、駅前で気になるまちづくりサロンやってるけど、終わったらどこか近くの店で飲んで帰ろうかな~」
…といった感じで、イベントはまちに人を集めるきっかけを作ってくれます。
人ってなぜか、人の集まり(=賑わい)が好きで、そこに近づくととウキウキするし、どこか安心するんですよね。(人肌恋しいとかってよく言いますけど、そんな温もりを本能的に求めるんでしょうか。)
そして、そういう高揚感や安心感って、おそらく「生活の質」のようなものと直結しますよね、きっと。
それが日常的に身の回りにあるということは、そのまちに住み続けるための一つの動機になりうるのではないかと思うわけです。
そんな、多数の小さなイベントを盛り立てるサイトにしていけたらと思っています。